ささ読み小説 第18弾「家族になる」

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こんにちは
シンディーです。
ささっと読める小説「ささ読み小説」第18弾です。

【家族になる】

どうしてだろう。君が笑うと僕も笑顔になるんだ。
どうしてだろう。君が泣いていると僕も泣きそうになるんだ。
どうしてだろう。君が寂しそうにすると僕も寂しくなるんだ。
どうしてだろう。君が幸せそうにしていると、僕も幸せな気持ちになるんだ。
僕はいつから君とこんなに繋がったんだろう。

僕は考えるんだ。

いつから君は僕の考えていることが分かるようになったんだろう。
「怒ってるでしょ?」
「今疲れてるよね?」
「落ち込んでる?」
「それ嘘ついてるよね?」
君はほぼ100%の確率で僕の考えや気持ちを言い当てる。
一生懸命ごまかしても、君には全く通用しない。

いつの間にか君が隣にいるのが当たり前になった。
いつの間にか君が隣にいないとダメになった。
いつの間にか君が隣にいれば何でもできると思えるようになった。

どうしてだろう?
君は僕に何をしたの?

君と出会ったことで、人生は2人の人生になったよ。

そして今日、君は僕の家族になるんだ。
この届出を出したら、君は僕の家族だ。
今までも家族のように大切だったんだ。
これからは恋人ではなく家族になるんだ。

今日という日を境に何か変わるのかな?
あっ、君の名字が変わるね。
僕とお揃いになるね。
まだ実感が湧かないな。

家族って何だろう?
家族になるってどういうことだろう?
これから分かっていくのかな?
これからも辛いことや悲しい事、嬉しい事や楽しい事が沢山あるのかな?
喧嘩もするのかな?
ねぇ、どんな事があっても僕と一緒にいてくれる?

「ねぇ、どんな事があっても一緒にいてくれるよね?」
この間、君が僕に聞いてきたね。
「さあ?どうかな?」
僕が冗談で答えたら、君は本気で怒った。
僕は何度も謝ったね。

「一緒にいてくれるよね?」

それは僕が聞きたかったんだ。でも、恥ずかしくて、怖くて、聞く勇気が出なかった。
それを代わりに君が聞いてきてくれた。
その時、なんだか嬉しくなったんだ。

「君も一緒を望んでくれている」

同じ気持ちなんだって嬉しくて冗談を言ったんだ。
僕が聞きたかったことを君が聞いてくれて本当に本当に嬉しかったんだよ。

これからもよろしくね。
これから何年、何十年と死ぬまでよろしくね。
こんな僕だけど、末長くよろしくね。

【こんな感じで】

いかがでしたしょうか?

婚姻届を出す主人公の気持ちを描いていました。
恋人が家族に変わる。家族になるとはどういうことなのでしょうか。
私は結婚をしていないので、本当のところは結婚したら分かるんでしょうね。

読んでいただきありがとうございました。

 

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