ささ読み小説 第11弾 「伝わる言葉」

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こんにちは
シンディーです。
ささっと読める小説「ささ読み小説」の第11弾です。

【伝わる言葉】

僕の彼女はあと数日で試験本番だ。
きっと彼女は緊張と不安で胸が苦しくなっているだろう。
そんな彼女の不安をどうすれば和らげてあげることができるのか?

「大丈夫だよ、きっと上手くいくよ」

これだと何だか軽く聞こえるかな。
「何を根拠に言えるの?」と言い返されそうだ。

「頑張れ!諦めるな!」

これは何だか上から目線だな。
「頑張ってるし!言われなくてもわかってるし!」
と言い返されそうだ。

「合格したら、旅行に行こう!」

これはどうだろう。
「今は旅行どころじゃない!」と言い返されそうだ。

彼女にかける言葉が見つからない。
なんて言えば、彼女に勇気をあげられるだろう。
なんて言えば、彼女が自信を持てるだろう。
僕は彼女に何をしてあげられるだろう。
なかなか上手い言葉が見つからない。

あれ?上手い言葉?
彼女が必要なのは、上手く作られた言葉なんだろうか?
彼女が僕から聞きたい言葉は、カッコよくて、飾られた言葉なんだろうか?
僕だったらどうだろう?
彼女になんて言われたら勇気が出たり、自信が出たりするのかな?
「きっと大丈夫」「頑張れ」「信じた道を行け」
そんな言葉かな?

「試験楽しんでね」

「そんな余裕あるかい!」って即答を食らいそうだw しかも軽い
う〜ん。言葉が見つかない。どうしたものか・・・
俺が試験監督なら、即合格にするのにな。
そんな意味のないことを考えても仕方ないか。

僕は彼女は合格すると思うんだ。
なぜなら、彼女は今まで頑張ってきたんだし、
一生懸命に沢山のことを取り組んできた。
嘘をつくのが嫌いで、誠実に色々なことに向き合えるし、
人に優しい。思いやる気持ちを誰よりも知っている。
僕は彼女から沢山のことを学んでいる。
僕は彼女に救われてる。
彼女の気持ちに包まれて、
いつも僕は幸せなんだ。

喧嘩は沢山するけれど、お互いの気持ちに嘘はない。
もし神様がいるなら、彼女を合格させない理由なんてないはずだ。
これは僕が彼氏だから言ってるわけじゃない。
誰が見ても、彼女は素晴らしいと思ってくれるはずだ。
だから、彼女には自分を信じてほしい。
楽観的とか、開きなおるとかじゃない。

彼女は本当に素晴らしい人だから。
僕は彼女と一緒にいると思うんだ、こんなに素敵な子には出会えないって。
彼女と出会ったことが人生で一番の幸せだって。
彼女には上手く気持ちを伝えられないし、
上手く理解してもらえる方法がなかなかわからない。
でも、彼女なら本当に大丈夫だと思うんだ。
例え、他の誰かがこれをただのノロケ話だと思っても、
僕の考えは変わらない。彼女は自分に自信を持って良いんだ。
本当に素晴らしい女性だから。
だってそれは本当のこと、事実なんだから。

ああ、またまとまりのない、根拠もないことを書いてしまったな。
上手く伝わらないかもしれないな。でも、上手く伝わってくれると良いな。
上手く伝わると信じようかな。
僕が彼女に自信を持つように言うんだから、僕自身が自信を持たないと話にならないな。

そんなことを考えながら、試験前に彼女に会いに行く。
一言で伝える必要なんてないんだ。
伝わるまで気持ちを伝えよう。
きっと彼女は喜んでくれるから。
それが僕にできることだから。

【こんな感じで】

試験を受ける彼女にどんな言葉をかけてあげれるか考える主人公の話です。
あなたなら何か大きな試験などを受ける彼女になんて伝えてあげますか?
本当は言葉ではなく、行動することも大事なのかもしれません。
一緒にいてあげることが良いのかもしれません。人によって求めるものは違うかもしれませんが、一番大事なのは、彼女のことを想う気持ちなのではないでしょうか。

読んでいただきありがとうございました。

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