ささ読み小説 第1弾「夕日に映った君は」

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こんにちは
シンディーです。
私は物語を書くことが好きです。
今日から時々、その日に思いついたささっと読める「ささ読み小説」を書いていこうと思います。良かったら読んでみてください。

※音声で聞かれたい方は下にスクロールしてください。

 

「夕日に映った君は」

放課後、僕は生徒会の仕事を切り上げて教室に戻った。
時刻は17時を回っていた。野球部の練習の声がする。
教室に戻ると僕は急いで机の中にある教科書や筆箱をカバンに詰め込んだ。

「ねぇ、どうしてそんなに急ぐの?」

急に声をかけられたと思ったら、クラスメイトのアスカが教室の後ろの方で窓の外を眺めていた。人がいることに最初は気づかなかったので、僕は驚きを隠せなかった。

「ビックリしたぁ、アスカそこいたのかよ」
「うん、いたよ。トオルが入ってくる前から」

アスカは窓の外を眺めたまま答えた。

「何してんの?帰んないの?」
確かアスカは部活にも生徒会などの活動にも参加していないはずだ。

「待ってたんだ」
僕が尋ねた後、数秒変な間をおいてからアスカは答えた。
待ってる?それは僕を待ってたのか?と勝手な妄想をしてドキドキした。
そしてアスカは深く息を吐いて目を閉じた。

夕日が照らすその横顔はとても綺麗で大人びて見えた。
アスカの目鼻立ちはハッキリしている。
クラスでもファンがいるぐらいだ。しかし、彼女は人をあまり寄せ付けない雰囲気を持っているため、クラスでも浮いていた。

「待ってるって誰を?」
僕は念のため確認をした。
するとアスカは僕の方を真っ直ぐ見てうっすらと微笑んだ。
「待ってるって、一人しかいないじゃない?」
やっぱり自分を待ってたに違いないと思い、さらに胸が高鳴るのを感じた。

僕の目をじっと見つめるアスカ、数分しか経ってないのに、長い間見つめていたような気がした。するとアスカは何も言わずに彼女のカバンを手にとって教室を出て行った。
これは一緒に帰ろうという合図なのか?それともからかわれた合図なのか?
僕は一人教室に残された。

どうする?どうする?と自分に問いかけた。
一人で慌てて考えていると、外から誰かが来る気配を感じた。

【第一弾はこんな感じで】

いかがでしたでしょうか。
この先の展開は是非あなたの想像で埋めていただければと思います。

読んでいただきありがとうございました。

 

 

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